四国八十八ヶ所霊場第73番札所出釈迦寺。
「捨身ヶ嶽」縁起が残る霊蹟霊場のひとつとされます。

現在の境内は我拝師山の麓に降りて来ていますが、そこから眺める景色もすばらしく讃岐平野を一望できます。

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さて今回はお寺の悲願であった鐘楼堂が完成し、その落慶法要に招待されて参加して来ました。
元々、出釈迦寺ではお寺の山門と兼ねた鐘楼門が建ち、そこから鐘の音が境内に鳴り響いていましたが、老朽化(耐震不足)が目立つことから現在の山門となって約10年になります。その間は境内に鐘の音が鳴り響くことはありませんでした。

昔の鐘楼門の写真はこちら↓↓↓
出釈迦寺鐘楼門マイブログ
(クリックできます)


73番

新しい鐘楼堂は、奥の院礼拝所(本堂左手の階段を上がった所)の傍にあります。
法要では全国から寄進者が集まり、盛大に執り行われました。




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導師の副住職を先頭に住職らが続きます。
なんと家田荘子さんも役僧として法要に参加されていました。
家田さんはご縁があり、出釈迦寺から先達になられた方です。



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鐘楼堂から記念散華が僧侶によって撒かれました。
式次第には「散華」とだけ書いてあり、どうなるのか分かりづらい面もありました。
写真は事前に散華が撒かれる場所を知っていた人だけが鐘楼堂前に集まっていたという写真です。
ただ式に参列し、受付を済ませた人には返礼品の中に1枚ずつ撒かれた散華が入っていました。



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散華は普通のサイズよりも大きいものでした。
(左端の散華は霊場会の記念散華→この記念散華も5月末で終了します)



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ところで鐘楼堂の屋根に見える5体の可愛いねずみ。
これは副住職の干支にちなんでいるとのこと。
激しい風雨や日照りから副住職がお堂全体をお守りするという意志だそうです。



記憶に残る法要に参加させていただいて良かったです。






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四国霊場47番札所八坂寺大祭(柴燈護摩供)のつづきです。
この日は晴天でしたが風が強く、護摩の火柱も風向きによってバラバラでした。
八坂寺の護摩供は火を大きく焚くので、見ていて壮観だと思います。

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護摩壇の周辺に建物がない分、大きく焚けるのです。
その昔、ここは駐車場だけでしたが、お不動さんの行場と変わりました。

火渡りの開始です。
まずは行者の火渡りです。


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最初は八坂住職が火の勢いが強い中を歩きます。
(正確に言えば、走って渡っていました)



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年々、参拝者が増えているので、行者さんのテンションも上がります。


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投入する木の量が多いと火の勢いも増すために見物人は不安そうに見守ります。
途中に木を投入するものだから、若い行者さんは可哀想に見えますがこれも修行。



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火渡りも「派」によって違い、擦りながら歩くところと踏みながら歩くところがあります。
火の勢いが強くて今回は走り抜けるような感じに見えました。



いよいよ一般の火渡りが始まります。
一般の場合は火はほとんど見えませんが、ゆっくり歩けばやけどをする可能性もあります。


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写真をご覧のように煙は上がっているので完全に鎮火はしていません。
最初の方に歩く方は、まだまだ道は熱いと思います。
(中学生以上は500円です)


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八坂寺特製のお守りを持って入檀します。



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不動明王のご真言が響く中、ゆっくりと踏みしめながら渡ります。
渡った後は、正面に立ついやさか不動に感謝を祈願します。




なお八坂寺は、結界を出た後にひしゃくの水が用意されていることと、タオルが用意されているので足が汚れることのない配慮がされている点が評価できます。

来年もぜひ晴天の下で火渡りをしたいものです。
関係者の皆さま、お疲れ様でした。







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四国霊場第47番札所八坂寺の大祭(04/29実施)は年々規模が大きくなり、今では午後からの柴燈護摩供だけでなく午前中からいろんなイベントが実施されるようになり文字通り「大祭」になって来た感じがします。
綱引き、阿波踊りなどイベントが多い中、今年は「キッサコ」というデュオのミニコンサートもありました。

キッサコ オフィシャルHP
(クリックできます)

このキッサコ。
実は本業はお坊さんで今治市内にある臨済宗妙心寺派「海禅寺」の副住職さんです。
「フリースタイルな僧侶たち 四国部」という地元のお坊さんと話す会の幹部でもあります。
フリースタイルな僧侶たちHP
(クリックできます)


話がそれましたが、年々、お参りされる人が増える八坂寺大祭のメインはあくまで柴燈護摩供です。
この護摩供は、集まる行者の質も年々あがり、素晴らしい護摩供へと成長し、四国でも規模が大きい護摩供です。

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このお練りの後に本堂で般若心経が全員で唱えられ、八坂住職のすばらしい読経が本堂内に響きました。

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法螺貝を吹く行者も素晴らしい音を連発。
中には、揺りが怪しい行者さんも居ましたが年々上達してくれるでしょう。


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西条市内にある光昌寺の武田住職の太鼓はお腹に響く素晴らしい太鼓です。


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当日は風が強く、護摩の火も右へ左へ。
たまたま火が右に傾いた瞬間にお不動さまが見えたので1枚。



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いつも思うのは、八坂住職の動きに合わせて火が動くことです。
彼曰く、法力らしいです。
過去13回において、1回も雨に降られた事がない大祭は、住職が「俺、持ってる」発言が出るほどですが、58番仙遊寺は28回連続で晴れている実績(今年の29回目にして雨)があり、まだまだ先は長いのです!


次回は火の中を果敢に歩く行者の様子をアップします。






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四国八十八ヶ所霊場会では、銀札(25巡目)と金札(50巡目)の巡礼者に関して公認制度を設けています。

札所の納め札箱の中を覗くと、銀色の納め札や金色の納め札を見る事ができますが、その札を手に取って見てみると(見た後は、持ち帰らずに箱に戻してください)、最下段に「四国八十八ケ所霊場会」と印字されていれば、霊場会が公認した人の納め札である事がわかります。



では、どのようにして霊場会の公認をもらうことができるのでしょうか?

それはまず先達の資格を有しているかどうかです。

自分の先達申請寺院に対して、納経帳を持参して寺院に巡拝回数を確認していただきます。


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巡拝回数を確認していただいた後は、写真の申請用紙に必要事項を書くことになります。推薦寺院に必要事項を記入していただき、その後は部会に送られます(推薦寺院が属する部会)。例えば、わたしの場合は推薦寺院が愛媛県にあるので、伊予部会の部会長に書類が送られ、部会長の承認をいただき、さらに霊場会本部の審査を受けて、承認をいただくことになります。


この間、約一ケ月。

厳しい審査を受けた後で、晴れて納め札の允可を受けることができます。


そして今回、わたしは巡拝通算20年目にして49巡目を結願。

現在、霊場会に金札の允可をいただくべく申請中であります。


現役世代のわたしがよくここまで来れたものだと思っていますが、途中では心が折れそうになったりいろいろあったものの、皆さまのお力添えをいただきながら実現できたと思っております。今後に関してはより一層、四国霊場にひとりでも多くの巡拝者を導き、さらには後継となる先達の育成にも微力ながら尽力して参りたいと考えております。かくいうわたしもまだまだ勉強不足。向上心を持って、決して偉そうな振る舞いだけはしないように、日々精進して参りたいと考えております。



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毎年、この時期になるといろんな方から問い合わせを受けます。
「四国霊場先達に興味がある」
とのくだりから、先達になりたいという趣旨の問い合わせです。

先達になるためには、霊場を4周以上巡拝していることが条件ですが、ほとんどの方は、
納経帳を数冊持っていらっしゃいます。
(極端な例では、結願した納経帳が4冊あるという意味)

悪意のある先達申請者は、他人の納経帳を借りてまで先達になろうとする人がいます。
それを防ぐ意味もあることを承知してください。


申請するお寺の多くは、1冊の納経帳に4つ以上の納経印を求められます。
要するに、重ね印が1冊の納経帳に4つないとダメだという意味です。

だれもが、最初は素人であり、先達を目指しているわけではありませんので、数冊の納経帳が手元に残ってしまうのは当たり前のことですが、最低4回という意味であり、巡拝している途中から、先達を目指すようになった時点で「重ね納経」をすべきであり、そこから先達を目指してもよいのではないでしょうか。ちなみにわたしが先達申請したのは13周目の時です。


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先達になるためには、写真の申請用紙に必要事項を記入します。
毎年7月末までに住民票を添えて提出し、霊場会で受理されれば12月の研修会(平日開催)に参加します。

新任される先達さんにひと言申し添えます。
初めて先達に任命された日のことを決して忘れずに日々精進することです。
階級が上がるにつれて、自分は偉いと勘違いする先達がたくさんいますがそれは違います。

先達の任務は、ひとりでも多くの人をお四国に案内し、先達自らが率先して納経をすることです。
それができる先達になってください。







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