四国霊場第45番札所岩屋寺。
岩屋寺の山号は「海岸山」と言います。

では、山奥にある岩屋寺の山号がなぜ「海岸山」というのでしょうか?
ある先達さんは、太古の昔はこの辺りも海の中であったために海岸山となった、、、と一般のお遍路さんに説明する方もいますがそれは違います。

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ヒントは、弘法大師が詠んだとされる歌(ご詠歌ではない)に隠されています。
「山高き 谷の朝霧 海に似て 松吹く風を波にたとえむ」

岩屋寺の奥の院「白山大権現」は時宗の開祖・一遍上人が修行された場所でもあります。
その山頂の様子を描写したこの歌に因んで「海岸山」と定められた、と大西隆善副住職。



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次に、岩屋寺には院号がありません。
ほかのお寺には院号がありますが、それがないのは11番藤井寺、岩屋寺、68番神恵院、69番観音寺だけです。

岩屋寺は元々44番大宝寺の奥の院だったことから、どうしても付けなさい!と言われた場合は「奥の院」となる、とは前出の大西副住職のお話しでした。11番、68番、69番に院号がないのが気になるので、またお寺で尋ねてみることにします。




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四国霊場第45番札所岩屋寺。
88ヶ所の中でも本堂にたどり着くまでに20分以上かかる難所のひとつです。

その岩屋寺でひときわ目立つ建物が遍照閣です。
元々の遍照閣は1963年に宿坊として建立されましたが、老朽化が激しくなり2014年に総工費2億4000万円で再建された建物ですが、宿坊にせずお寺の行事などに使われています。


遍照閣1

新しい遍照閣は木造地上2階、地下1階建て延べ床面積約500平方メートルです。
建物は地元の木材を使い、中に入ると木の香りがすばらしいものとなっています。




遍照閣2

注目は玄関口にある倶利伽羅剣(くりからけん)。
あらゆる災厄を打ち払う不動明王の威徳を象徴し、不動明王の化身とされるものです。
普段は閉まっている遍照閣ですが、玄関口までは行けますので、間近で見る事ができます。



遍照閣3

堂内。
不動明王の背後にはお山全体が本尊とされる金剛界峯を仰ぐことができ、洞中弥陀を遥拝することができます。
遍照閣から見る境内はすばらしいのひと言でした。



次回は、岩屋寺の山号と院号についてです。






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わたしは先達である以上、四国遍路に興味ある人々を札所にお連れしてへんろの良きところを広める責務があります。先日は総勢8名の一般遍路に同行して先達をして参りました。長年、先達をしていると寺院住職とのご縁も深まり、お勤めするにあたっては許される限り本堂内に歩を進め、ご住職と一緒にお勤めをさせていただきます。

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今回は南予地方にある42番札所仏木寺に参りました。
事前に到着時間を申し入れていたためにご住職はお寺で待機してくれていました。


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本堂左側にある入り口から中に入って参ります。
ご住職を導師として、お勤めが始まります。
太鼓の神様「林英哲さん直伝の法楽太鼓」は見事でした。
(写真の左側奥がご住職)


そして今回はわたし達一行のためにご本尊をご開帳、ライトアップまでのご厚意を賜ることができました。

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ご本尊のお顔はきれいであり、壮麗かつ荘厳。
ご住職曰く、「秘仏でないので皆さんに見て頂くために扉を開けた」そうですが、一行は感激しかありませんでした。

88ヶ所のうち、普段からご本尊を公開しているところは少ないですが、今後においても許される範囲でご本尊のお顔がお遍路さんに見られるようご助力をお願いしました。


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ご本尊(大日如来)は鎌倉中期の作。本尊の中に弘法大師作の小さな大日如来が納められているそうです。
今回は特別にライトアップしていただきましたが、「あのお寺に行けばご本尊にお会いできる」というお寺が少しでも増えて行かれることを願ってやみません。



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この日はお寺の境内で地元小学校の子ども達がお接待をして下さいました。
手書きのメモを添えてのお接待。感激です。
わたしの住む今治の小学校でも地域を巻き込んでお遍路さんにお接待をさせていただこうと強く思いました。


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客殿ではご住職のお接待をいただくことができました。
今回、いろいろいただいたお接待は心に響く巡礼となりました。

松本住職、たいへんお世話になりありがとうございました。





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四国霊場第58番札所仙遊寺。
温泉が出る宿坊は、お遍路さんにも人気の宿坊で精進料理をいただくことができるお寺です。

また最近ではご本尊が厨子からお出になられて、毎日、そのお姿を見る事ができます。
秘仏が多い四国の霊場の中では貴重な存在と言えます。

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ご本尊の千手観音像。
(撮影の際は、お寺の許可を得てから撮影してください)



さて仙遊寺には、オリジナル公式ホームページがあるのをご存じでしょうか?
「仙遊寺」で検索すると、四国霊場会作成のホームページが先頭に出てきますが、お寺が時間をかけて作成したホームページは未だに低い位置にあり、皆さんの目に留まりにくくなっています。

副住職曰く、
まったく検索に引っ掛からず悔しい思いをしています」とのこと。



皆さん!
ぜひ仙遊寺作成の充実したホームページを見てあげてください!

仙遊寺公式ホームページ
(クリックできます)



仙遊寺オリジナルのホームページを皆さんの手で押し上げましょう
ご協力お願いいたします!







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四国霊場第45番札所岩屋寺。
この札所は納経の際に「あて紙」として独自の方法をとっています。

ほかの札所は、納経帳と同サイズに切った新聞紙をあて紙として挟んでいただけます。
あて紙は、次の納経ページに墨や朱印が乗り移らないように配慮された紙を言います。

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写真のように岩屋寺では新聞紙をあて紙にせずに、お大師様の説かれた言葉を紹介する有難いあて紙になっています。これは昔から変わらずお遍路さんひとりひとりの納経帳に挟んでいただけるものであり、毎年、違う言葉になっています。
お遍路さんによっては、このあて紙目当てに参拝する方もたくさんいらっしゃいます。

写真のように、今年(平成18年)のあて紙は、なかなか刺激的なありがたいお言葉だと思います。



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この写真は麓の赤橋から登ること約15分の地点です。
参道でいちばん息が上がるポイントです。

そこにお大師様(写真右側)がいらっしゃいます。

ここで諦めるわけにもいかず、上から降りて来られるお遍路さんに元気づけられながらあと半分の参道をがんばって上るのです。お寺の納経所前には手水場がありますが、ここの清水は飲めますので喉の渇きにはありがたいポイントです。
ただ、納経所が目の前にあるからという理由でそのまま入らずに、本堂、大師堂にお参りしてから納経を済ませるようにしましょう。

四国八十八ヶ所は、朱印帳とは言わずになぜ納経帳と言われるのか?
それは、それぞれの札所でお経を唱えた(写経を奉納した)しるしにいただくものだからです。
参拝記念や記念スタンプでないことを強調するために朱印帳とは一線を画しているのです。





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