2013.01.10 先達の任務
「先達」という言葉を巡拝を重ねていくうちに耳にする事があると思います。
巡拝を重ねていくうちに「自分も先達に」という心が芽生えるのは自然な事ですが、簡単に先達になれる訳ではありません。先達になるには自分の置かれた立場や条件、タイミングによって大きく左右されると思います。

先達の基本的姿勢
「弘法大師の教義を信奉し、四国八十八ヶ所霊場を巡拝し、同行二人の信仰を修得し、多数の信徒を四国巡拝に導き、祖風の宣揚と霊場の興隆に寄与するものをもってその資格とする。」

要するに、同行二人の教えを核とする弘法大師信仰を拠り所として巡拝を繰り返し、ひとりでも多くの人をこの道に誘い、それらの指導者としてあるいは模範として信仰修行に努めなさい。また道路案内やその他、巡礼道や札所寺院に関わる知識を身につけ、適切な指導や助言ができる事が望ましいのですよ、ということです。



先達公認証
(画像は一部加工済みです)


四国霊場の公認先達は八十八霊場を四回以上巡拝して修行を積まれ、それぞれの霊場の御本尊とご縁を結ばれています。また「お大師様の恩に報い、徳をいただいたことに感謝する」という報恩謝徳の気持ちを十分に備えています。公認先達は初めて霊場を巡拝しようと思う人、あるいは全く巡拝経験のない人にまずこうしたご縁を結ぶように勧める事ができるかが第一条件にあります。
これは先達本人が最初に巡礼した体験を甦らせ必要と思われる指導をし、また一緒にお参りした人に伝えていくということも大事な要素であり、一緒に巡拝された人が「四国遍路はすばらしい。よかったね」と体験され、信仰心を芽生えさせ、さらに巡拝を願うようになれば先達としての大きな役割を果たしたことになります。

この様に先達に課せられた使命は重く、気軽に先達になれるわけではありません。
最近の先達はその質自体が問われるほどに「この人、本当に先達?」と思われる人が増えています。

画像は先達公認証です。
この公認証にふさわしい先達が今後も増える事を期待すると同時にいつまでも志の高い先達であり続けてほしいと思います。






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