弘法大師空海は彼の著書「三教指帰(さんごうしいき)」において、『阿波大龍嶽に登り、土州室戸の崎に勤念す」と記しています。ここで言われる室戸の崎とは室戸岬の御厨人窟(みくろど)を指すと言われています。今は崩落の可能性があるので中に入れませんが、数年前に入った時の写真があります。


御厨人窟
みくろど写真3

たしかにこの洞窟から見える景色は、「空と海」だけです。
それまで別の名前を名乗っていた青年がここから見える景色に感銘を受けて「空海」と名乗ったとされていますが、果たしてどこまで本当なのか?は謎です。




そして実は室戸地方には御厨人窟と同じような洞窟がもうひとつ存在します。
その洞窟は室戸岬と行当岬の間に位置しているのです。

不動巌(西の窟)
行当岬5-1

この洞窟から見える景色も「空と海」だけです。
ここでも青年空海は修行を重ねていたと伝わります。


いかがですか?
わたしは室戸の崎というのは、辺地修行において室戸地域全体を指すのではないかと思っています。
したがい御厨人窟を含めた洞窟や海岸修行で体感した「空と海」に感銘し、ヒントを得て自身に名づけたのではないだろうかと最近は思うようになってきました。


次回はこの「西の窟」を中心とした青年空海の修行場であった不動巌について述べてみたいと思います。




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