5月31日に74番甲山寺で開催された「四国霊場開創1200年結願法要」では、法要後に現代書家である岡本光平さんが同寺のふすまに書いた書「飛白体」のお披露目も実施されました。

DSCF7544.jpg

飛白(ひはく)体とは、弘法大師空海が中国(唐)から持ち帰ったとされる書体のことです。
漢字の書体の一つであり、刷毛状の独特の筆でかすれたように書くもので、後漢時代に創始されたと伝わり、唐代にも盛んに行われ、踊るような特徴のある書体です。

写真は岡本先生のスピーチの様子ですが、話があまりにも長すぎて聞いている方が少々疲れた感じでした。
ただ今回は撮影禁止の張り紙があり、先達といえども撮影は許されません。こうして先生越しにしか撮れませんでした。





飛白体

さてブログをご覧の皆さんには特別に写真を入手、公開いたします。
へんろ新聞の滝口さん撮影の写真を、ご本人のご厚意により、また甲山寺住職のご了解を得ていただいて掲載させていただいております。なお写真は貴重なものであり転載禁止とさせてください

この写真は見る限り、般若心経の最後のセンテンスのふすま書です。
最後の言葉である「般若心経」の「心」の部分の「、」の文字が入っていませんが、これが次の写真に繋がっていきます。
要するにこの写真は結願法要が始まる以前に撮影されたものである事が見て取れるのです。



DSCF7541.jpg

結願法要の途中に、ご住職自身が最後に般若心経の「心」の部分(点の箇所)に金色で文字入れする写真です。
選挙の時に当選者が選挙達磨の右目に墨をを入れる儀式と同じように最後の締めを住職がしたという事ですね!
なかなかよいパフォーマンスでした。

結願法要後は参拝者に客殿を開放して、飛白体の書を見る事ができました。
しかし撮影は固く禁止されていて、見学のみでしたが、見事な書に見る側は圧倒されました。
このような素晴らしい書はもっと参拝者に見せていただきたいと思った次第です。




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