4月23~24日の二日間は四国霊場会主催の慶讃法会と先達大会が高野山で開催され、全国から公認先達が集結することになり、わたしも今治から参じることにしました。マイカーで高野山を目指した訳ですが、事前の噂では「平日でも九度山を10時ごろに通過しないと渋滞に巻き込まれる」ことから、逆算して今治を朝4時半に出発することにしました。

結果的にですが、10時頃に九度山を通過した事でまったく渋滞に巻き込まれなかった訳ですが、後から来た先達さんも渋滞に巻き込まれることは無かったようでした。やはり平日は渋滞など起こらないのかも知れませんね!

さてわたしは家族で高野山に参じたので、宿坊を半年前に運良く予約。
楽天トラベルで予約した宿坊「西禅院」さんにお世話になりました。
ほかの宿坊はすべて満室が相次ぎ、西禅院の予約は奇跡的でした。まさにお大師さまのお陰です。

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浄土真宗の開祖・親鸞上人がこの地にあった阿弥陀堂に逗留。
阿弥陀堂跡地に西禅院は建っています。
ご本尊の阿弥陀如来は阿弥陀堂にあったものと伝わり、西禅院自体も今から約850年以上前に建立された古刹です。

門前にある小川のせせらぎを見ながら、門をくぐると広々とした前庭が広がります。


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広々とした玄関。
左側に受付がありますが、わたし達家族の物音を聞いたお寺の方がお迎えに来てくださいました。
その方がまさかご住職とは思えないほどお若いイケメンでした!


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受付をしている最中に天井に目線を上げると、なんと籠を発見!
これは江戸時代に西禅院の歴代住職が実際に使用した籠だそうです。
位の高さが忍ばれますが、このような貴重なものが何気なく景色に同化しているなんて素晴らしいお・も・て・な・しです。



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わたし達家族が宿泊するのは、本堂手前にある部屋(画像左手)です。
新書院の広さは、(和室10畳+8畳+8畳)の3部屋しかもWi-Fi対応。
部屋は重森三玲さん作の庭園に面していて、申し分ありません。
「新書院のお部屋をどうぞご自由にお使いください」と係りの方に言われたものの、ほかの宿坊が満室で高野山に泊まれずに、仕方なく山から下りた人たちのことを思うと「自分たちはこんなでいいのか?」と罪悪感を覚えてしまいました。



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10畳のお部屋の床の間に飾られた掛け軸を見て、わたしのなかに強い衝撃が走りました。
このお軸は、慈雲尊者直筆の梵字「阿」。
高野山にいるお坊さんでも目にすることはできないくらいの貴重な掛け軸です。

ご住職が部屋に入って来られたタイミングでお話をお聞きすると、高野山開創1200年の期間中にほかの宿坊で部屋に飾られたお軸が盗難に遭い、宿坊組合から外国人が泊まる場合はお軸を外すように言われている、とお聞きして少し残念な気分になりましたが、今、目の前にある贅沢な掛け軸を眺めながら宿坊のみなさんの心のこもったおもてなしに厚く感謝した次第でした。
(*わたしは四国霊場会公認先達であることと今回の宿泊が旅行サイトの宿坊取材を兼ねていたことで、お寺に信用があったために御厚意でお軸をお出しいただけたのであり、一般宿泊者の場合は他の掛け軸になることをご承知おきください)



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