四国霊場第45番札所岩屋寺奥の院。
時宗の宗祖・一遍上人が修行した様子が「一遍聖絵」に描かれています。

その絵を見ると奥の院は急峻な岩峰の頂上に位置し、「こんなてっぺんで修行が出来るのか?」と思いたくなります。
この絵は岩屋寺の近くにある国民宿舎「古岩屋荘」の玄関ロビー左手・階段ホールにタイル画(模写)がありますので、ぜひご覧になってください。ただしこの絵を見た後で奥の院には行かない方がいいかも知れませんね!(笑)


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奥の院 逼割禅定に参拝するには、納経所で鍵を借り、行場入口で鍵を開けます。目の前には見る人を圧倒する巨岩が立ちはだかります。ここでやめるのもひとつの決断です。わたしは旅行サイトの取材を兼ねての訪問なので、ひとりでしたが、決して安易な考えで登るならお止めになった方がよいと思います。


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扉の奥に見える急な上り坂。
雨上がりだったので、下がツルツルすべりそうでした。
(実際すべりましたので、雨上がりでのお一人の挑戦は止めてください)

人がやっとひとり通れるほどの岩の裂け目を抜け、約30メートルの絶壁をロープで登った後、鉄の鎖場を経由して木製のはしごを登れば頂上です。さぁがんばりましょう!


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何か所かある鎖場を登れば、頂上はあと一息です。
この画像から見る最後の階段は天国に通じるはしごに見えました。




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最後の階段。
木製の階段は予想以上にしっかりどっしりした作りで、本堂よこにある階段よりも頑丈でした。
一遍聖絵に見る階段は朱塗りでしたが、なんの装飾もない今の階段でも十分に荘厳さは伝わります。




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階段を登り切ると、白山大権現をお祀りする祠が見えてきます。
でも頂上は切り立った岩峰の上らしく、狭い場所であり、そこにも鎖を伝って行かねばなりません。
正直、少し恐怖心が出てきました。
これ今は樹木が生い茂っていますが、何もなければもっと恐怖心があると感じました。


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頂上の白山権現。納経所から時間にして約50分の行程です。
頂上は視界を遮るものは何もなく360度のパノラマが広がり、天気の良い日には山岳霊場の代表格である霊峰・石鎚山を望むことができます。

さっきの階段を降りるともう一方にも同じような登り口があります。
そこには階段がなく坂道になっていて、頂上の祠が見えます。
こちらの頂上には弘法大師が祀られているのですが、雨上がりで滑りそうな登り道だったこと、ひとりだったことを考えてこの日は断念しました。次は晴れた日に挑戦したいと思います。


この行場は体力に自信のない方はご遠慮ください。
登る場合はくれぐれも注意して、二人以上で登ることをお勧めします。




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