四国八十八ヶ所霊場第45番札所岩屋寺。
歩き遍路であれ、クルマ遍路であれ駐車場から約20分ほど、自分の足で行かなければお参りできない札所です。それでもお遍路さんは自分なりに時間を掛けて参道を上って行きます。

わたしが下り参道(帰り道)で、駐車場から上ってくるお遍路さんに必ず聞かれる言葉があります。
「あとどれくらいですか?」
確率から言うと、山門付近で言われる事が多く、「あと2/3くらいですよ。まだまだです!」と返すと、ほとんどのお遍路さんは落胆したような表情をされますが、途中で止めることなくがんばって上って行かれます。

岩屋寺のご本尊は本堂の背後にあるお山全体を指します。弘法大師は木彫りの不動明王を本堂のご本尊、石彫りの不動明王を奥の院の岩窟に秘仏として安置し全山をご本尊の不動明王として護摩修法をなさいました。


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さて同寺の注目はベテランのお遍路さんでも見落とす仏様がいらっしゃるという事です。
本堂のすぐヨコにある木製のハシゴを登る岩窟はよく知られていますが、その上にある二つの岩窟(左側)に仏様がいるという事になります。





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阿弥陀如来立像
お寺ではいつの時代に安置されたものかの記録がなく(大火により焼失)詳細は不明ですが、江戸前期の僧・寂本(じゃくほん)の記した「四国遍路霊場記」に登場する立像です。望遠レンズなどを通して見ると、ふくよかなお顔立ちの凛々しい仏像であることがわかります。


しかしこの仏様が拝めるポイントは限られており、境内のどこからでも見えるものではありません!

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ひとつ目は、写真のように大師堂の屋根越しに見るポイントです。
大師堂付近でも見えますが、せり割禅定に向かう山門付近がよく見えると思います。


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ふたつ目は、鐘楼堂の付近です。
ここは副住職のおススメポイントで、「下から拝める角度がいい」そうです。
ただ全身が見える訳ではありませんので、わたしは大師堂越しに見るポイントがおススメです(笑)


お参りの際は、本堂・大師堂のほか、この阿弥陀様ともぜひご縁を結んでください。


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この辺りからでは全然見えませんが、本堂の後ろにそびえる岩峰が非常にきれいです!


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ニューヨークタイムズ紙が「2015年に行くべき場所 52選」の中に日本で唯一選ばれた四国。
その掲載写真と同じシーンを現場で撮ってみました(単なるマネです)!

NYT紙 世界で行くべき場所52選 記事
(クリックできます)

たまたまお遍路さんが通ったので(全然知らない方)、モデルになっていただきました。
NY紙は写真のプロですから、素人のわたしと単純に比較はできませんので悪しからず(笑)



岩屋寺はわたしが寄稿している旅行サイトで取材を兼ねてお参りさせていただきました。
副住職にはいろいろなお話しを伺う事ができましたので、続編として岩屋寺の情報をブログで更新します。
どうぞお楽しみに!





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