最近の菅笠はいろんな形や文字書きが増えて来ました。
ただ以前から気になっているのは、強度が弱いことです。

市販の菅笠に「柿渋」を塗れば、雨対策になると思われがちですが、柿渋は雨で流れることもあります。
菅笠用ビニールカバーを使えば、雨対策になりますがせっかく手間を掛けて塗ったものが見えにくくなることもありますね!

そんな話をあるお寺の住職と話していたら、「こんな感じで作ってみました」とご自身で加工された丸笠を見せていただきました。見た途端に全身に電気が走りました。「すばらしい!」。



という事で、無理を承知でわたしの菅笠の加工を依頼しました。




法龍笠6

市販の菅笠です。
わたしは小さい方を使い勝手がいいので好んで使います。


法龍傘

製作途中の菅笠です。
今までに3回重ね塗りをしたもの。
乾くまでに時間が掛かりますので、この工程までで約2週間です。


仕上げに、クロを薄く塗って、文字を入れれば完成です。





法龍笠1-1

出来上がり。
何度も重ね塗りをしていただいた結果、強度が格段に増しすばらしい菅笠の誕生です。
市販で買った時の文字よりも達筆で書いていただきました。

ご住職曰く「最初に菅笠に書いてあった梵字は読めない!あれはデタラメ」と。
今まで全く気にしていませんでしたが、、、みなさんがお持ちの菅笠も一度よくご覧になった方が・・・


法龍笠4-2

裏側まですべて塗っていただきました。
この裏側の加工が菅笠の強度をより強くしているのかも知れませんね!


法龍笠5-1

大きい方の菅笠は、表の不動三尊と裏の東西南北で「五大明王」仕様にしていただきました。
「ちょっとやり過ぎました」なんて笑っていましたが、すばらしい菅笠の誕生です!

早速、44番大宝寺から三坂峠のへんろ道を小さい方の菅笠で歩いてみましたが、途中で出会うお遍路さんは、わたしの顔を見るやいなや、すぐに菅笠に視線が上がるのがたいへん興味深かったです。






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