先達必携および先達教典にも記されている三信条について

四国遍路の三信条
三、現世利益の霊験を信じ、八十八使の煩悩の波を静めましょう。

「善因楽果」「悪因苦果」。
善行を積めば良い結果が実現する。そのような動機で善因を積むために四国遍路をする人も多い。私たちの人生は絶え間なく湧き起こる欲望との戦いである。その欲望は限りなく拡大の一歩をたどるのが常であり、往々、この欲望に挫折を感じ、また陰に陽に他人を傷つけることさえある。
仏教ではこのように制御調整をはずれた欲望を「煩悩」と呼んで排斥すべきものとしている。

5世紀半ばごろ北インドで成立したとされる「俱舎論」という書に「八十八使の見惑」と呼ばれる、誤ったものの見方、考え方が列挙されている。欲界・色界・無色界という「三界」において人間がかかわる様々な生き方の中で、貪り、瞋り、癡さという「三毒」、おごり、疑いといった障害を起こし易いものの見方、受け取り方などを八十八並べ挙げている。これを霊場会では「八十八」という四国霊場の数の根拠としている。

「煩悩の波を静める」という表現は、人間の欲望は決して排斥されるべきものでなく、よりよく発揮されるように仕向けることこそ正しいあり方であるという事を意味している。
正確には「煩悩と呼ばれる状態の解消」であると理解されるべきである。


以上、ここまで四国遍路の三信条についての意味を先達教典から引用させていただきました。






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