前回の続きです。

今治・大島准四国八十八ヶ所霊場は全長約63キロ。
健脚の方なら二日もあれば歩いて結願できる霊場です。


ただしこの霊場は本四国のように毎日開いている訳ではありません。
ご縁日は年間で三日間のみ。

ご縁日には、札所ごとにお接待所が設けられ、島民の方との会話を楽しめば、とても二日で廻り切れないことが分かってきます。島民にとってお遍路さんをおもてなしするのは昔から当たり前の風景であり、せっかく巡拝に来たなら先を急がず、島民の方とお話しをして楽しみたいものです。

わたしは結果的に去年から巡拝しながら、今年も結願できず、来年も廻ることになりそうです(笑)


さて、19番札所善福(ぜんふく)寺の続きです。
このお寺は住職の常住はないものの、立派な境内です。
そしてそれはお堂の中にも由緒ある仏像が祀られています。

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通称:貝殻地蔵
平安末期に京都で作られた地蔵菩薩立像です。
昔は村人が担いで海に入り、海水でお地蔵様を洗っていたことから貝殻地蔵と呼ばれるようになりました。
お地蔵様は他の如来像や菩薩像にくらべて「人に近い存在」であるからなんでしょうね。
平安末期に作られたものであることを当時の村人が知っていたかどうかは不明ですが…。

いずれにしても、京都で作られた像が愛媛・大島にあること自体がすばらしい!


DSCF3868.jpg

このお寺のご本尊は薬師如来。
秘仏とされ、次のご開帳は20年先(記憶が曖昧)だったように思います。



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「ほうきょういんとう」と読みます。
墓塔・供養塔などに使われる仏塔の一種で島四国には数多くの石塔が残されています。
今治・大島といえば、墓石に見られる「大島石」の原産地であり、昔から石が多く採取された所から今治地方全般は石文化が他の地域よりも発展した地域だと考えられています。


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石塔の裏側に嘉暦元年(1326年)7月と書かれた文字が見えます。
昭和29年3月に国の重要文化財に指定されました。


結局、このお寺ではいろいろお話を伺うことができた為にほぼ1時間を費やすことになりました(笑)
見どころ、聞きどころがたくさんあったお寺でした!





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