先週の愛媛新聞におもしろい記事を見つけましたので紹介します。

記事によると、松山・道後にあるホテル椿館が地元のデザイン学校とコラボしてブルーやピンクなど6色のカラフルな遍路装束を作成し、年末から同ホテルの企画で51番石手寺に参拝する際にカラフル装束を身にまとって参拝するというものです。お客の反応を見ながら販売検討も視野に入れると書いてあります。

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この記事に関して先達仲間でも賛否両論があります。

今までの遍路装束と言えば「白装束」。
「白衣」と表現され、多くの遍路指南書でも「白衣を着るべし」なんていう記述も見受けます。

遍路に出る時はまず身をただす意味で白装束を着るのが普通なんて言われそうですが、わたしの意見は違います。
そもそも明治時代の遍路の装束は白装束ではありません。大正時代も同じです。白装束が大衆化するのは昭和の時代に入ってからであり、バス遍路が始まり出した頃からの事です。

ピーク時には年間20万人もの巡拝者が四国路を巡拝しています。
しかし年々遍路人口が減りつつある中でやはり鍵を握るのは次世代の若い人たちです。
若い世代が「遍路に興味を持つ」意味において、白装束に抵抗がありなかなか一歩を踏み出せない層が存在する中で、それらの層を掘り起こす意味では今回の企画もあっていいのではないでしょうか。
お遍路に興味を持つ「入り口」的な役目を果たしてくれるのであれば、わたしは賛成するという立場です。

お遍路は巡拝するごとに「奥が深い」ことが分かってくるはずです。
その中で自身が「はやり白装束だ」と思えば、それに換えればいいだけの話。
遍路スタイルも時代の流れによって変わって来ています。

いろんな動きがある中で、入口で「これはいかん!」と頭から言うのでなく、もっと懐の広い(深い)対応でありたいものです。


ちなみにこの企画をしているホテルの社長さんは先達資格を有しており、先達の任務に記されている「ひとりでも多くの人に四国遍路に興味を持ってもらい、四国に導く」ことを実践されていらっしゃるのだと思っています。





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