先日の車遍路で42番札所 仏木寺を訪問した時にいただいた「あて紙」を紹介します。
あて紙とは、納経帳にご朱印をいただく際に他のページに朱印が移らないように寺院がわざわざ挟んでくれる紙の事を言います。通常は納経帳と同サイズに切った新聞紙をあて紙としていただく事が多いのです。

さて、いただいた「あて紙」をよく読んでみると最上部に「弘法大師ご遠忌1150年記念」とあります。

仏木寺のあて紙


来年は四国霊場が開創して1200年目を迎える事は周知の通りですが、
はてさて「弘法大師ご遠忌」とはいつなのか?を調べてみる事にしました。

まず「ご遠忌」とは何ぞや?ですが、弘法大師が高野山でご入定された事を指します。
弘法大師がご入定されたのは承和二年(835年)の事です。
そこから単純に1150年を足してみると「西暦1985年」が見えて来ます。


謎は深まるばかりです。。。


よく分からないので、寺院に直接お聞きしてみました。


わたしの単純な疑問に快くお答えくださったのは、松本副住職です。
彼は年始に霊場会主催イベント「足あとプロジェクト」参加に際して、すでにご縁を頂戴しているのでお聞きし易かった事はあります。九州ご出張の中を追いかけ回してお答えいただきました(笑)

松本副住職
「過去に使っていたものが、たまたま大量に出てきたので、廃棄するのももったいないので、昨年からもう一度使い出したという訳です。開創1200年と紛らわしいかも知れませんね。」

な~んだ。
そう言う事だったのですね!
「もったいない精神」はすばらしい事だと思います。


しかしこのあて紙。
なかなか難解で難しいなぁ。。。


もう1回、イケメン副住職に聞いてみました。

■ ■ ■
まず最初の文章は、我が入定ののち、我を信じる者が救いを求めるならば、影のかたちに添うごとく、みなさんの傍に参って、きっとお救いもうしあげましょう、と言われています。「仏法遥かに…」はご存知のフレーズだと思いますが、仏は遠く離れているところに要るのではない、自分自身の心の中にいるのだということです。日々の日常を送る中での様々な迷いから心の目を覚まし、自ら仏となる(即身成仏)事が、お大師様の我々への願いです。そのためにも日々、身体、言葉、心の三業を清浄に保つよう心掛けましょう、というような内容だと思います。
■ ■ ■




さて「あて紙」と言えば、
つい最近まで45番岩屋寺が現代語訳で分かり易いものが授与されていました。
ありがたいお言葉が並んでいますので、参考までに画像を張り付けておきます。

岩屋寺のあて紙1
紙の色が違うのは保存状態の差です。

岩屋寺のあて紙2

あて紙は仕事上でいろんな壁に当たった時に思い出せるように机のマットに挟んでいます。
そのひと言で救っていただけるあて紙。
ほかの寺院も同様にそれこそ開創1200年を機にお願いしたいものです。




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