四国霊場第81番白峯寺を出たわたしは遍路道を80番に向かって歩きます。
途中に何度も苦しい思いをする中で見つけたお札です。

19丁
日頃より各地のウォーキング大会に参加しているとは言え、しんどい時はしんどいのです(笑)
このお札に勇気づけられ、先に歩を進めます。


閼伽井の井戸から歩くこと約1.4km地点に差し掛かると、大きなお地蔵さんが見えてきます。
ここが有名な「十九丁の三叉路」です。
19丁その2
画像の右端(切れている)に映る石碑は中務茂兵衛氏が明治期に建てた石塔です。
その石碑には「十九丁打ちもどり」とあります。

十九丁とは、白峯寺門前(50丁)から根香寺に建てられた丁石で、この地点が根香寺まで残り19丁(約2.0km)である事を指しています。
打ちもどりとは、80番国分寺から順打ちをせずに「ここから80番に逆に戻りなさい」と記しているのです。
要するに急峻な山道を登るのでなく、下る事を薦めているわけです。

昔の遍路は、79番~81番~19丁地点~82番~19丁地点~80番~83番のルートが一般的だったようです。
お地蔵様の台座に残る銘には寛政年間の文字が記され、この頃にはすでに「打ちもどり」があったようです。



19丁その5
お地蔵様のお顔を拝見。
優しいお顔をされています。

十九丁石
この説明文を見ていると妙に納得できます。
車遍路が多いわたしは、車でも同じルートをたどります。
79番~81番~82番~80番~83番を打ちます。
82番を打った後は、少し81番に戻って「鬼無」という看板がある道を左折して80番に行きます。





国道180号
19丁地点を少しくだると「一本松」という峠に出ます。ここは県道180号線と交わる地点になります。
一本松??そんな松はどこにもありませんが(汗)
我々逆打ちの場合は、その県道を横切って再びへんろ道に入り「へんろころがし」に向かいます。

ちなみに80番から順打ちで来る現代のお遍路さんは、へんろころがしを登り切ったあと、ここから少し県道(アスファルト道)を歩いて「古田」という所から再び遍路道に入って白峯寺に行くようです。




さらに下るとすばらしい景色が見えてきます。
十九丁石2
左手には展望台と水場がありますが、この景色を過ぎると「へんろころがし」が始まります。
逆に急峻なへんろころがしを登り切った後にはすばらしい景色があるわけですが…。



へんろころがしの始まり
19丁その6
19丁その10
画像では分かり辛いと思いますが、この坂はとんでもない急な坂です。
「ここを下りで良かった」と本当に思いました。
瓶ヶ森を下から登った時の「鳥越」地点に似ているかも知れません!




19丁その11
ようやくアスファルトの道になりホッと一息です。
逆に「ここから登るお遍路さんに敬意を表する次第」です。


19丁その13
民家が見え出すその先に自分たちが今までいた山が見えます。


昭和初期の納経
ようやく80番に到着です。
チェックポイントでいただくお茶は格別の味でした!

この後、本堂でお勤めを終えたわたしは境内で軽い食事を取りました。


次回は80番から79番、坂出駅(ゴール地点)までの道中の紹介です。








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