納経とは四国霊場のご本尊様、お大師様に「お経を納める功徳が帳面に納められる」事から、四国霊場で朱印をいただくことを納経と呼び、八十八のご本尊とお大師様のご利益が納められた帳面である事から納経帳と呼ばれています。参拝した記念にいただく朱印帳と納経帳で呼び方が違うのはその為です。

古来、お遍路では八十八ヶ所の納経帳を「一生の宝とし、悩める時はこれを礼拝す」といわれ信仰されたと聞きます。実際に故人を見送る時に棺の中に納経帳を入れるのはその名残だと思います。

四国霊場は修行の道場であって単なる観光を目的としないという考え方にも結び付くものであり、私たち先達はそれを次の世代に引き継ぐ役割を持っていると強く感じています。


四国霊場第四番札所 大日寺の納経の変遷
大日寺のご納経は今では他の寺院と同じ墨書きになりましたが、一番最後まで木版のご納経でした。
木版の納経の歴史は古く、大正年間ではほとんどが木版でありました。木版はメンテナンスが必要な事から木が欠けたり、寺院の世代が代わったタイミングで次第に減っていったものと思われます。
「手抜きだ」とか言われる遍路が居ましたがそれは大きな間違いです。

納経3
現代の納経です。


4番札所大日寺納経(大正年間)
大正年間の納経です。


4番札所大日寺納経(木版)
ほんの15年くらい前までは木版でした。
先代が亡くなったタイミングで木版納経は姿を消しました。




その他、余白ページの使用について
納経
わたしの納経帳の余白にあります。
その他余白には、東寺のご納経、神護寺のご納経などがあります。

余白に関して明確にお四国以外の霊場の納経(朱印)は禁止されていません。
ただし使用時は「お四国の納経帳に納経印が可能か否か」を事前に問い合わせが必要です。




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