先日、香園寺で開かれた「御室まんだら祭」で感じたことです。
普段のお参りでも同じことを思いながら、ブログにUPしていなかったので自分の思いを書きます。

それは香園寺でのお参りについてです。

香園寺で他の87寺院と大きく違うのが、大聖堂の造りです。
誰もが大聖堂の大きさに圧倒されると思いますが、建物の1階部分の礼拝所だけにお参りするのは余りにも惜しい

ここは2階部分こそお寺の中心部分の本堂に当たります
そこに鎮座するご本尊を間近に見ながらお参りすることをおススメします。


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見事な大日如来像に圧倒されます。
このご本尊の右手にお大師様がお祀りされています。
(写真提供:山本知司権中先達)

本堂の中で唱える般若心経は建物に反響して自分のお経が上手くなった錯覚に陥ります。
なお、写真は御室まんだら祭の際に撮影したもので、許可を得て撮影したものです。

さて参考までに大聖堂は納経所側にある階段から2階へ上ります。
納経所にひと声掛けずとも、そのままあがれますので安心してください。
どうぞ遠慮しないでご本尊とのご縁を楽しんでみてください。




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5月29日(日)
四国霊場第61番札所 香園寺。
大祭のコンセプトは「家族みんなで楽しみながらお坊さんと楽しいひとときを」。

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この日は高野山のマスコットキャラクター「こうやくん」も応援に。
しかもこの日は「カメラ、ビデオの撮影は許可」ということもあり、来場者は思い思いのタイミングで撮影。
普段は薄暗い大聖堂の中ですが、さながら夏の花火大会のように携帯の画面から放たれる光がやけに目立ちました。

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法楽太鼓のあとは写真のようにお坊さんたちによる大法要の開始です。
たくさんのお坊さんが一斉にお経を読み上げる姿は心地よい音となり、参拝者の耳の中に入り込んできます。



それがこの動画↓↓↓

大法要動画
(クリックできます)




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(3枚の写真提供:四国霊場会公認権中先達 山本知司氏)

会場にはその他に、地獄めぐりと称したコーナーもあり、江戸時代から伝わる地獄絵図の絵解き解説がありたくさんの参拝者が列を作っていました。地獄めぐりの手前には「棺桶体験」もあり、生きているうちに棺桶に入る珍しいコーナーも!

腕輪念珠コーナーでは自分のお気に入りの色の念珠を自分で作製、その念珠の魂入れ儀式までお坊さんが担当。
普段はなかなか接点の少ないお坊さんとの楽しい時間を過ごすことができ、参加者には大好評の大祭となりました。




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5月29日に四国霊場第61番札所で開催された「御室まんだら祭」。
愛媛県内の真言宗御室派の寺院が一堂に会して迫力ある法要が営まれました。

香園寺の2階大聖堂のご本尊の前での素晴らしい大祭でした。

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法楽太鼓は午前中と午後に各1回ずつ。
「午前の部」のチケットをすでに持っていたので、席はあるのだろうと思っていたらとんでもない。
開始20分前に会場に入ると、ホールの後ろの方しか席はありません(汗)
先に会場入りしていた同僚先達が座る席を確保していてくれなかったら、午前中は諦めざるを得ませんでした。


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法楽太鼓は、太鼓の神様と呼ばれる林英哲氏を招いて2年間の練習を経て本番に備えました。
(2枚の写真提供:四国霊場会公認権中先達 山本知司氏)



さて今回は写真よりも動画の方が迫力あるシーンをお伝えすることができると考えて動画をアップします。

法楽太鼓動画
(クリックできます)



次回は、まんだら祭の大法要(動画)についてです。






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四国霊場第70番札所本山寺五重塔解体修理に伴う現地説明会(その2)。

コンセプトは100年、150年後の次世代にこの塔をいかにして無事に引き継ぐか?です。
そして100年ぶりに解体されたことで分かってきた事を生かしながら次世代に技術を伝えるか?です。

明治の混乱期(日露戦争など)においては三重上棟のあと、資金難により建設がしばらく中断した塔は、明治43年に完成を見ます。江戸時代の塔婆建築を継承しつつ、明治期ならではの技を付加された技術の粋が詰まった塔でもありました。


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1)懸垂工法の心柱
この塔の特徴は、地面まで伸びずに2階(2重)で心柱が止まっていること。その心柱は宙ぶらりんの状態でなく、重量箱と呼ばれる箱が土台となり固定されていること。その重量箱の中には檀家や信徒が納めた経石が詰まっていたことなど
2)1階(1重)の心礎(=心柱の延長線上)の地面には穴が掘られ、出てきた甕の中から経石、カスガイ、地鎮祭で使う鎮檀具などが納められていたことなど
3)垂木の固定は、旧日本軍施設建設(洋風明治建築)に見られた「ボルト」で固定されていたことなど
4)相隣や風鐸がほかの五重塔建築に見られない珍しい形をしていることなど


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まさかこのような珍しいものであるとは思いもしませんでした。
善通寺の五重塔に比べて外観はどっしり感がないように漠然と感じていましたが、内側にはすばらしいものが隠されていたのです。外観ばかりに気を取られているようではダメですね!

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説明会では、各所に関係者が立ち見学者の質問に答えてくれたり、所々の部位に名称が貼り付けてあり、素人のわたしにもわかるようになっていました。本当にすばらしい機会を与えていただき感謝です。

わたしの記憶に残った見学会は、ここで得た知識が基準となることで他の仏教建築と比べることができるのです。
そういう意味において、「行って良かった」見学会となりました。

まぁ仮に忘れたとしても、懇意にさせて頂いている副住職がまた教えてくれるはずですし・・・(笑)



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四国霊場第70番札所本山寺。

四国88ヶ所に4基しかない五重塔のうちの1基が本山寺にあります。
香川県三豊市の原付バイクのナンバープレートにもデザインとして採用され、それは地元のシンボルでした。

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平成28年6月5日は現地見学会であり、多くのお遍路さんで賑わうだろうと予想していました。
その日は一般遍路を伴い、先達として札所を案内していたためにほかの札所を巡拝しながらの本山寺。

受付の時間に行けば十分に見学できるだろうと思っていたら、他の先達仲間から一本の電話が入りました。その内容は「とんでもない行列が出来ている」というものでした。そして本山寺に着き、受付に行くと目の前にはとんでもない行列が出来ていました。
11時(2回目)の見学会に参加ために10時半に着いた時には、13時半(3回目)の受付しか残っていませんでした。行列を見回すとお遍路さん以外の一般の方の姿が目立ち、さすが地元のシンボルの事だけはある!と再確認しました。

結局、わたし達一行は他の札所に巡拝することにして、15時(最終回)からの説明なし見学会に参加。
(1回目~3回目は客殿でいろいろ説明があったらしい)

ただラッキーなことに、余りの反響に説明者2名が残り、その説明が15時(最終回)からでも聞くことができたことでした。


この見学会で分かったことをブログで公開したいと思います。
まず「相隣(そうりん)」について。
五重塔の一番先っぽに付いているものが相隣。普段は何の気なしに漠然と見ているだけでしたが、これが珍しい形をしていることが分かりました。そして実物が客殿の前に展示中なのです。

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写真のように相隣には宝珠に火焔(ひえん=炎)が付いていて、他の塔にはない形をしています。
(善通寺五重塔は丸型をしているのみ)

副住職の説明によれば、寺院建築は江戸時代後期から明治にかけてが円熟期であり、本山寺の五重塔はまさにその時代に建てられたもので国内の最高技術が結集したもの、とのことでした。

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それから当時はなかった工法として、まず模型が造られたこと。
今では普通になっていますが、この頃にわざわざ模型を作って検討されていたことに驚きを感じました。
そして実物が本山寺に今なお残っていることも素晴らしいことだと感じました。


次回は五重塔「心柱」や明治の新工法についてです。




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四国霊場第70番札所本山寺。

明治期に建立された五重塔がただ今、平成の大修理の最中です。
最新の耐震技術を駆使して改修されている五重塔。

今回はその現地説明会の案内です。


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塔建立の思いや価値を知る貴重な機会になりますので、ぜひ70番札所へ!

開催日:2106年6月5日(日)
開催場所:四国霊場70番札所本山寺
開催時間:①午前10時から②午前11時から③午後1時半から、の計3回

(予約不要:参加無料)



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お遍路さんが70番札所にお参りすると、今はこんな姿が見れます。
しかしこんな姿が見れるのは、また100年先のことです。
がっかりするのでなく、この風景を撮るのも貴重な1ページになります。



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見学方法は、
1日に3回の見学時間に合わせて88人のグループに分けられます。
各回88人になった時点で受付は終了。

1時間ほどかけて
説明会、内覧会、現場見学が実施されます。

ぜひこの機会に本山寺に足をお運びください。
(写真提供:本山寺副住職)






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