四国霊場64番札所 前神寺では開創1200年を記念して、140年ぶりに「大般若経600巻転読会」が開かれました。
大般若経転読会とは、僧侶が大声をあげながら教典を掲げて、経巻名を読み上げる法会のひとつです。

前神寺1-1


午後1時から始まる転読会に出席するために、前神寺に到着したのは12時45分ごろ。
「間に合った!」と思っていたら、すでに境内では僧侶のお練りが始まっていて、お練りを後ろから追いかける感じになってしまいました。到着が遅れたのは、平日開催でもあり、仕事の合間に行くハメになったためです(笑)


前神寺4


予想通り、本堂は満席で空いているスペースを見つけて無理矢理座った感じですが、運よく前の方に座ることができました。ただ僧侶の読経が13時に始まり、いつ終わるかがわからないくらい長い読経でした。



阿闍梨さま(導師様)の合図によって、600巻の転読が始まりました。
初体験でしたが、僧侶が大声をあげるシーンに感動しました。




転読会が終わり、最後に参加者全員が順番に内陣の中へ。
普段は入れない内陣には、ご本尊のほか、釈迦如来立像と阿弥陀三尊のお軸があり、ご縁を結ばせていただきました。



僧侶お練りの際に撒いた記念散華を知り合いの関係者にいただくことができました。

前神寺7




最後に参加者全員に記念のお札が配られ、転読会は無事に終了しました。
このお札は一生持っていてもよいそうです。

前神寺8


140年ぶりに開催された転読会は迫力があり、記憶に残る法会でした。
時間を割いて参加してよかったです。
四国霊場では11月(年内)にかけて、各寺院で様々な記念行事がありますので、「行ける環境にある人」は参加してみてください。普段は見る事ができないご縁を頂戴することができます。




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四国霊場第52番札所 太山寺のご本尊ご開帳に行って来ました。
ご本尊のご開帳は50年ぶりとあって、土日は混んでいるだろうと考えて、火曜日に行く事にしました。

ところが、
平日の火曜日でありながら、お遍路バスは3台、個人参拝の方たくさん、おまけに保育園児のみんなも合流して、境内はとんでもなく混み合っていました。さすが愛媛を代表する古刹だけあります!


太山寺13

国宝の本堂は青空に映えますね!
この本堂も鎌倉期に建立された立派な建物です。
普段は内陣まで入れないので、この機会に大勢の参拝者が押し寄せます。


14太山寺

写真の左側に写る仏さま(2体)こそ、国の重文の菩薩像です。
右側に写る仏さまは、ご本尊のお前立ち菩薩像です。
このパンフレットを見るだけでワクワクします!(笑)



内陣は「撮影禁止」ゾーンです。
どんな配置になっているか?を分かり易くするために、メモを取りながら自分なりにまとめたのが下の図です。


太山寺伽藍


入り口から入ると、まず厨子の扉が開かれた「弁財天」と「お不動さん」がいらっしゃいます。
奥に進むと、突き当りにすばらしいお顔をされた阿弥陀様と目が合います。

左に曲がると、なんと!ご本尊さまの背中側に当たる位置に五智如来(平安期)が鎮座されます。
中央の大日如来はひときわ大きい仏像ですが、如来様の視線の先が別の個室になっていて、そこに目をやると、普段はご本尊さまの前に立つ像「お前立ち十一面観世音菩薩像」がいらっしゃいました。
その両隣にもいろんな像が並び、用明2年(586年)に太山寺本堂を建立したとされる真野長者ファミリーの像があり、大変興味深く拝見することができました。

正面に回ると、ここから圧巻の7体の十一面観世音菩薩像との対面です。
左側の3体は1062年から1087年にかけて、時の天皇が勅納された菩薩様が並んでいます。
よくよくお顔を見てみるとふくよかなお顔立ちでありながら凛としたお姿であり、すばらしい菩薩様です。

そして中央にご本尊さま。
さすが50年に一度しかお目にかかれない仏さまだけあって、きれい!で神々しいお姿です。
美しすぎる菩薩像に言葉を失います。

右側の3体は1108年から1142年にかけて、時の天皇から納められた菩薩様です。
左の3体とは明らかにお顔の表情やお姿が違います。作者が違うのも当然でしょうが、時代の流行もあるものと思いました。やはり7体の中で一番傷んでいないのは、中央のご本尊様ですが、残りの6体の菩薩様も十分にご本尊になりうる像であることに間違いありません。




太山寺11

10月26日までですが、これは労力をかけて見に行くべきです。
タイミングが合うなら、ぜひ、時間を作ってご縁を結んでください。



太山寺12

ちなみにこのお寺でおススメは、江戸時代の遍路が書き残した落書きが見れるということです。
鐘楼堂は明暦1年(1655年)建立のお堂ですが、その中にたくさんの落書きが残されています。
九州からの遍路が船でこの地に入り、太山寺を起点に遍路をしたという記録が残っています。それが証拠となる九州方面からの遍路の落書きなのです。



先達仲間から「太山寺ご開帳はすごいらしい」と聞いていて、実際に行ってみてやはり感動しました。
次はこれまたウワサの五台山竹林寺(11/25まで)にも行かねば!と思っています。





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四国霊場開創1200年を記念してNHKの四国4局は様々な企画を展開中です。
今回は愛媛放送局の企画展を紹介します。

題して「NHKが見つめた四国遍路展」。
展覧会では、NHKがこれまでに放送してきた遍路関連番組と多彩な展示物を織り交ぜ、遍路の歴史や伝承、遍路文化を守り伝える人々の思いなどを紹介しています。なおこの企画は4県持ち回りの企画展で、すでに香川では実施済みです。

企画展の特徴
○「遍路映像年表 ~ニュース映像でたどる遍路60年史~」
○「NHKドラマが描いたお遍路さん」
  遍路を題材にしたドラマを、台本や再現衣装などの展示で紹介します。
 ・『花へんろ ~風の昭和日記~』(1985年~放送)
 ・『ウォーカーズ ~迷子の大人たち~』(2006年放送)
 ・『歩く、歩く、歩く ~四国 遍路道~』(2013年放送)
○「四国遍路の父 眞念」
 『四国遍路道指南(しこくへんろみちしるべ)』を著し、遍路の大衆普及に尽くした江戸時代の僧・眞念について、最新の番組内容をもとに紹介します。また、眞念以降の著名な遍路案内書や道中記なども展示します。
○「漫画で読む弘法大師空海の伝説」
 四国各県にまつわる弘法大師空海の伝説を、愛媛県在住の漫画家・岡本一広さん書き下ろしの漫画で紹介。
○「遍路文化を未来へ ~守り伝える人々~」
 遍路文化の保全に取り組む方々をパネルで紹介します。

など、他にも興味深い展示となっています。


会期:平成26年9月3日~11月3日まで 午前9時~午後6時まで
場所:松山城ロープウェイ駅舎 2階・観光交流ホール(入場無料)



展示会公式ホームページ
(クリックできます)


高知(実施済み)、松山(愛媛)のあとは、徳島(11月20日~)、高松(12月11日~)へと巡回展示の予定です。
入場無料ですので、この機会にぜひ展示会に行ってみましょう!



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歩き遍路経験者の方なら一度は耳にしたことがある人物の紹介です。
「公認先達・歩き遍路の会」会長・山下正樹さん。


山下先達は歩き遍路専門の方で、歩き遍路の良さを伝えるのがライフワークといいます。
毎年、春には歩き遍路の入門講座を開き、初挑戦のお遍路さんをサポートしておられます。
また、廃道になったかつての遍路道の復元に取り組み、11月14~16日には21番太龍寺から22番平等寺を結ぶ「いわや道・平等寺道」の修復作業を実施予定です。

山下先達とわたしは関西先達会でご一緒させていただき、わたしが役員を任期満了で終了したのと入れ違いで役員になられた方です。
その山下先達の活動がNHKの取材をうけることになり、今回の放送に至るわけです。



放送日:10月12日(日) NHK Eテレビジョン(地上波) 05:00~06:00
(再放送)10月18日(土) 13:00~14:00


わたしのお遍路道
(クリックできます)


番組では、
ひとりの歩き遍路として、歩き遍路への熱き思いを語り、「かも道」「いわや道・平等寺道」など地域の方々と一緒に遍路道の復元作業の放送、小学校で実施されるお遍路授業、春開催の自身のお遍路講座の場面など、貴重な遍路文化を後世に引き継ぐための活動の様子を見る事ができます。

ご自身曰く、「70年生きて来て、こんなに緊張したのは初めて」という、冷や汗ものの収録(笑)をわたしも楽しみにしています。歩き遍路を考えてる方は参考になると思いますので、ぜひご覧ください。


また番組をご覧になり、11月に実施予定の旧へんろ道の復元作業に参加したい方は、若干名募集中です。



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四国霊場第52番札所 太山寺では、50年に一度のご本尊さまのご開帳を迎えます。
ご本尊は十一面観音で天平時代(794年)の作とされます。

太山寺5

最近、愛媛大学が同寺に調査に入り、いろんな事が分かってきました。
藩政時代、九州から四国遍路に入るお遍路さんは、実はこのお寺を発願寺としたという記述が残っています。
元々江戸時代は今と比べて自由に港を行き交うことはできず、開港にも制限があったわけです。
太山寺の近くにある「高浜港」は、江戸時代に九州から来るお遍路さんに開港を許可され、それまで三津浜だけであった着岸港が2港になったことで飛躍的に遍路の数が増えたというものです。

四国霊場の成立と発展に係る萌芽的研究
(クリックできます)


太山寺1

それが証拠に本堂ヨコにある鐘楼堂の中には画像のように九州から来た遍路の落書きが今でも残っています。
中は少し暗いので、携帯のライトを照らして撮影すると、こんな感じで撮ることができました。


太山寺4

天井のすぐそばまでぎっしりと書かれた落書き。
江戸時代の遍路は意外とお茶目だったんですね~!(笑)

それを黙って見逃す当時のご住職の懐の深さを感じてしまいました。


これは必見なので、ぜひ鐘楼堂の中に入ってみて下さいね!



太山寺6

さて、太山寺のご本尊ご開帳は画像ご覧のスケジュールで実施されます。
拝観料は500円。


ぜひこの機会にご本尊さまとのご縁を結んでみてください。




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今、「ご朱印ガール」という言葉があるほど、若い世代(特に女性)が寺社仏閣を巡り、ご朱印を集めることが全国的にブームになっています。わが地元の四国霊場も同じで、若い女性の歩き遍路・クルマ遍路を問わず、巡拝者が増えています。

加えて今年は四国霊場が開創されて1200年の記念する年であり、四国のNHK4局ではそれぞれが独自の目線でいろんなイベントを展開中でもあります。


NHK徳島放送局では、
四国内外のこれまで四国遍路に興味がなかった人々(特に若い世代)に四国遍路の魅力を知ってもらおうという番組を企画中であり、来る11月24日に公開番組を実施します。

番組は「ご朱印」をテーマに、若い世代に受けそうなゲスト(モデル・はなさん、笑い飯・哲夫さん、写真家・浅田政志さん)を招き、3人がそれぞれの目線で四国霊場を巡拝。その映像を見ながら感想などをスタジオで話すという形式です。
第2部ではミニコンサートも実施される予定で、盛りだくさんの企画になっていて、わたしも時間が合えば行ってみたいと考えております!


公開番組日時:11月24日 午後3時開演(午後5時半終了予定)
会場:NHK 徳島放送局


番組に参加するには、事前に郵便はがき、もしくメールで応募が必要であり、現在受付中(締切:11月5日まで)です。
入場無料のおススメ公開番組にぜひ参加してください!



応募方法など詳しくは、下記URLまで。

NHK徳島公開番組ホームページ
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前回の続きです。

第3回道後湯けむり遍路道ツーデーウォークの主催は、えひめノルディックウォーク協会です。
「ノルディックウォーク」とは、スキーで使うポールのような棒状のもの(これをスティックと言います)を歩く際に使用するスポーツであり、北欧では盛んに実施されています。スティックを使う事で足腰の負担は減り且つ歩くスピードが普通に歩くよりも1割以上も早くなり、最近では朝晩にノルディックウォーカーの姿も見かけるようになってきています。

遍路ウォーク4


さて大会の2日目の詳細についてです。
11月16日(日)
① 06kmコース(第50番繁多寺~第51番石手寺~道後公園まで)
② 20kmコース(第46番浄瑠璃寺~第51番石手寺~道後公園まで)
③ 40kmコース(第44番大宝寺~三坂峠~第51番石手寺~道後公園まで)

今年から開催が秋になりましたが、去年までは春に実施された大会でした。
去年の春に参加(20kmコース)した時は、道後の宝厳寺(一遍上人生誕地)本堂がまだあった時期(その後失火により本堂は全焼)であり、ボランティアガイドの方にお寺の縁起をいろいろ聞けたことを覚えています。


遍路ウォーク2


わたしは全国で開催されるウォーキング大会に出場していますが、この大会は主催者側に女性が多いために「女性目線」で実施されている点が注目できる大会だと感じています。要するに細かい点まで目が行き届いた手作りの大会であるということです。参加者を迎える立場のボランティアスタッフは女性が多く、笑顔が多く、みんなで大会を盛り上げようという姿勢が見て取れ、歩いていて気持ちがいい大会だと思います。

加えて今年は四国霊場1200年の開創記念、道後温泉本館120周年記念という記念すべき大会であり、歩いて損はない大会だと言えます。


今年はわたしは初日(11月15日)の20kmに参加予定ですが、去年同様にウォーカーの姿でなく、お遍路さんの格好で歩く予定です。札所できちんとお経もあげる予定で、仮にご一緒できる方がいるなら作法も教えることが可能です。


申し込み締切は、10月31日までです。
問い合わせは下記までお願いします。

えひめノルディックウォーク協会
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