四国霊場第51番札所石手寺では毎年、この時期に菊花灌頂祭を実施中です。
灌頂祭は石手寺の中でも最も重要な行事のひとつで、本堂内に曼荼羅壇を作り、お参りのひとりひとりに清い水を注ぎ、五鈷金剛を手にして心の平等平安と悟りの儀式をするものです。


石手寺灌頂祭3
石手寺仁王門(国宝)は青空と木漏れ日がよく似合います。

何度もお参りをしているのですが、最近知った事実。
仁王門右手奥に最新のトイレがあったんですね!すごくキレイでした。


石手寺灌頂祭4
実施期間は11月10日までです。
1回目 朝9:00から
2回目 夕方3:30から(計2回 / 日)



石手寺灌頂祭5
実施場所:本堂
灌頂祭はご住職が法螺貝を吹きながら本堂に入堂します。
その合図により儀式が始まりますが、お寺の関係者の積極的な勧誘はありません。
自主的に本堂に行かなければ儀式を受ける事はできません。
ご住職が本堂に入堂後、マイクで「今から始めますので本堂にお越しください」程度の案内しかないので、境内にいても気づかない人が大勢いらっしゃいます。


石手寺灌頂祭
本堂に入堂する方法は、本堂と大師堂を結ぶ「渡り廊下」から本堂裏を経由して入堂します。
本堂裏(土足厳禁)に行けば「順路」という文字が見えて来ます。

係りの人がそこで式次第の用紙とお念珠を渡してくれます。
その式次第に基づいて儀式が始まります。

本堂内は撮影禁止です。
ご本尊の薬師如来の前に三人ずつ着座します。
左側にご住職がいます。
着座後、目の前に置かれている五鈷をひとりひとり持って儀式に臨みます。
五鈷はひもで弘法大師、薬師如来に繋がっています。
式次第に合わせてご住職の先導の元、お経を唱えます。

所用時間:5分(ただし待ち時間を除く)です。




石手寺灌頂祭2
灌頂祭でいただいたお念珠。
このお念珠を腕に通して儀式に参加できます。

身心を清め、わたし達の清らかな心を起こし
仏さまとご縁を結び
おだやかで、やさしく ひろい心を持ちます

とは、式次第に書かれたお言葉です。


まさにその体験をする事が出来ました。


11月10日までご本尊とご縁を結ぶ事はできますので、お近くにお越しの際はぜひお参りください。
仮にひとりでも灌頂祭は受ける事はできます(期間内)ので、遠慮は無用かと思います。
ただし金・土・日の午後の部は不定期との事で注意が必要です。




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今朝の愛媛新聞に今治・朝倉ふるさと美術古墳館にて「霊場と遍路展」が開催中で、江戸時代の四国遍路納経帳や納経軸、通行手形などたくさんの展示があると書かれており、早速行ってみる事にしました。

台風27号の影響で今治地方は朝から大雨警報発令中。でも今日なら他にお客さんが少ないだろう出展者にいろいろお話が直接聞けるのではないか?と考えて昼食抜き覚悟でお昼休みに行く事にしたのです(笑)。


遍路展
(愛媛新聞の記事です)



まず朝倉ふるさと美術考古館の位置関係ですが、58番仙遊寺から59番国分寺の間に位置しています。
ただへんろ道の途中にはなく、少しだけ朝倉(タオル美術館の方)方面に走る必要はあり、直線距離にすれば仙遊寺から5kmくらいです。

今治市朝倉ふるさと美術考古館
(アクセス方法は上の赤文字をクリック!)


美術考古館は丘の上にひっそり建っています。
その2階部分で展示会がありました。
遍路と文化展2


画像は江戸時代の納経帳です。
我が家には大正年間の納経帳がある(家内の曽祖父の遺品)ので、それと比べたかったのもあります。
個人の所蔵品ながら保存状態はよく、はっきりと朱印の確認もできます。
遍路と文化展
やはりお客さんは他に居なかったのでいろいろ話しかけて来てくださいました(笑)。


画像にある納経軸。
普通なら各寺院がそれぞれ墨書きし、ご朱印を押印するのですが、このお軸はすべて同じ人が書いた文字の上にご朱印が押印されている珍しい例だと思います。たまたま燧洋書道会の友近吾邑先生がお越しだったので確認いただいたのですが「これは同じ人が書いている」とおっしゃいました。さらに60番横峰寺の部分が「大峯寺」と間違って書かれているのを発見。仮にお寺の人が書いていたらそんな事はあり得ません!

遍路と文化展3
出展者:(左)阿部芳司さん(右)佐伯正勝さん

お二人ともたいへん遍路文化に詳しく、楽しい会話ができました。
ありがとうございました。
(なお画像の撮影はご本人の許可を得て撮影させていただきました)


開催期間は、10月31日までです。
お近くにお寄りの際は、ぜひ足を運んでみてください。





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お遍路さんにとって道後温泉は51番札所石手寺から一遍上人ゆかりの宝厳寺を経由して52番札所太山寺に向かう途中に位置しているために、「道後温泉本館」近くには時折、歩き遍路の姿を見る事ができます。

今回は道後温泉界隈の記事を旅行サイトの寄稿で取り上げたので、寄稿取材から漏れた部分をブログにアップします。なお道後温泉にはバックパッカー向けの格安旅館がありますので、以前ブログにアップしたものを参考までに添付します。
道後温泉旅館ブログ
(上の青文字をクリックすれば記事が見れます)


お遍路さんがせっかく道後に来たのなら、道後温泉本館を中心に徒歩5分圏内で行ける場所はココ!
①道後温泉駅
夏目漱石の小説「坊ちゃん」で度々登場する坊ちゃん列車。
道後温泉駅で運が良ければ見る事が出来ます。
JR松山駅まで行きますので、そのまま52番に行く事も可能(ただし遍路道ではない)。
道後温泉

②坊ちゃんカラクリ時計&足湯
道後温泉駅前にあります。
カラクリ時計は毎正時になると時計台がせり上がり、坊ちゃんの登場人物が中から出て来ます!
足湯はその隣にありますので、歩きに疲れた遍路の足元を癒してくれるはずです。
道後温泉4

③道後温泉本館
実はここは本館の左側(北側)の画像であり、明治時代の利用客はここ(正面玄関)から出入りしていました。
その名残は扉が3つ今もあります。振鷺閣(一番上の建物)の上で羽を広げている白鷺もこちら(北側)を向いているのがわかります。この角度こそ「千と千尋の神隠し」に出てくる場面でしょう!
道後温泉3

④茶楽
道後温泉本館の裏側から見えます(大和屋本店の向かい側)。
日本茶専門カフェ。
松山で有名な老舗和菓子店「山田屋まんじゅう」が作った癒しの空間です。
画像のお茶セットは294円です。他には本格的に楽しめる玉露や抹茶のセットもあります。
疲れた身体にお茶が浸み込んで元気を回復させてくれます。
道後温泉2


こんな感じの松山特集記事を組んでみました。
仮にこのブログをご覧になり「さらに興味を」持たれた方は、ぜひ旅行サイトの記事をご覧ください。
しかし大手旅行サイトの記事寄稿は「その情報が正確かどうか」の検証作業が必要です。ブログを書くよりも倍以上の時間を要しますので、書き上げた後はかなり疲れます(笑)対してマイブログはそれほど真剣には書いていないので気楽なもんです(笑)

でもサイト寄稿を引き受けた以上、途中で放り投げる事は出来ません。
そろそろ四国霊場開創1200年に向けた記事も書かねばなりません。
ブログのアップは滞りがちですが、緊急避難所的な意味合いも強いので今後もがんばります!



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今日は今治市内で開催中の今治せんいまつりに行って来ました。
今治シティマラソンと重なったために指定駐車場が満車、満車、満車。
すごい人気だなぁ。。。と思っていると生バリィさんの登場と重なったためでした!

行った目的は、<今治情報>ランキングでお馴染みの「まるせきカフェ」さん出展のブースに顔を出したかったためです。以前、テレビを見ていて首都圏で現役バリバリのキャリアを持つ仕事人12名がその仕事を投げ売って関前村に「村おこしのため」に来たという興味深いニュースを見て「その方たちが来てくれている」と思うと何だか会わずにはいられない気持ちになったのです。。。

せんい祭り3
バリィさんの前には人だかりが出来ていました。
(先週のしまなみ海道スリーデーマーチでは周りに子どもはいませんでしたが)

せんい祭り6
ホールに入るとこれまた人。人。人。
画像の左手に目的の「まるせきカフェ」さんがあります。

せんい祭り
NHK番組で紹介された「ひめっこプリン」。
島フルーツのしっとり「パウンドケーキ」のふたつが二大看板。

まるせきカフェホームページ
(上の赤文字をクリックすると島スイーツの詳細を見れます)



せんい祭り2
試食コーナーに群がる子どもたち。
大繁盛です!!
わたしも娘がひとつ取ってくれたので食べましたが味は太鼓判です!
見た目よりしっとりしたケーキの中に島の味(わたしのはひじき入り)がフワ~ッと後から口に広がり甘さを抑えたケーキの味と絶妙のバランスでとっても美味しかったです。

せんい祭り5
バリィさんが会場入りした瞬間の画像。
さすがにこの時ばかりはスタッフさんも自分の携帯でバリィさん撮り。
(それを盗み取りしました!)

せんい祭り4
忙しいにも関わらずわたしの質問に笑顔でお応えくださったNさんとYさん。
元エリートの二人はもっと厳しいお顔をされていると勝手に想像していたのですが、全然違っていました。
この笑顔で村おこしをされているんですね!

今治市民のわたし。
実は関前村の位置も岩城島の隣くらいにあるのかなぁ~なんて漠然と思っていました。
それが全然違っていました。
関前諸島は大三島の西側に位置していたんです!

間違っていたことを深く反省しました。
持ち帰った「ひめっこプリン」を食べながらもうちょっと関前諸島の事を知りたくなりました。


Nさん、Yさん。
今日は大変お疲れ様でした。
お二人の素敵な笑顔が印象に残りました!
ひめっこプリンはとても美味しかったです。
今後もその笑顔で地域おこしをがんばってください。






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月曜日の午後から地元今治のFM局「ラヂオバリバリ」にゲスト出演させていただきました。
お題はもちろん四国遍路に関する情報発信です!

FMラヂオバリバリ78.9MHz
(詳細はホームページをご覧ください)


9月末ごろに「ゲスト出演」の依頼があり、レギュラー番組のパーソナリティさんから「お遍路さんに関する事をお話しください」と言われたのが出演のきっかけです。まぁラジオ番組だから姿かたちをさらけ出す訳でもないので、なんとなく「勢い」で出てみる事にしました(笑)

しかしいくらラジオ番組と言えども「手ぶら」で行くのは失礼と考えて、先達用輪袈裟と錫杖を持っていく事にしました。実は前日、ウォーキング大会で40kmを歩いた後だったので「ふらふら状態だったため」錫杖(金剛杖の事)がたいへん役立ってくれたのです!錫杖がこれほど有難かったのは先達になって以来、月曜日が初めてでした(笑)

ラヂオばりばり2

今治市中心商店街の中ほどに放送局はあります。
ヨコにある階段を上るとそこにスタジオが見えて来ました。

緊張するかな?なんて思っていたのですが、意外に平常心でした。
と言うか、昨日に痛めた足の方が気になって気になって歩くので精一杯だったかな…(笑)


番組は13:30~14:00の30分間。
前の番組が終了するまで控室のテーブルで待ちます。

あらかじめパーソナリティさんとは打ち合わせ出来ていたので、ただじっと時が来るのを待つだけです。
控室は事務室も兼ねていますので、事務の女性がひとり忙しそうに動いていました。
(他の方は外出されており、事務所内はわたしを含めて3人だけ)


前の番組が終了。
インターバルは2分しかありません。
その間に移動してスタンバイしなければなりません。
通常なら簡単に移動できるのですが、手負いのわたしは気が焦るばかりでした。




和く和くおやじの浮世噺(うきよばなし)、再び
ライブ放送のはじまりです。

今回は「四国霊場開創1200年」に的を絞り、来年にぜひ四国遍路を!!と呼びかけました。
最初は「30分なんて長過ぎてとても話が持たない!」なんて思っていたのですが、結局は話し足りず。
パーソナリティさんの絶妙な質問に応えるだけだったので進行がスムーズでした。


という事で、来々週(10月21日13:30~)に再び出演が決定!!(笑)
途中で終わってしまった続きからです!



聴くことが出来る方はぜひお聴きください!
だんだん要領が分かって来ましたので、初回よりはマシな放送になると思います(笑)
なお放送エリアは東予地方西部地区です。





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先週の愛媛新聞におもしろい記事を見つけましたので紹介します。

記事によると、松山・道後にあるホテル椿館が地元のデザイン学校とコラボしてブルーやピンクなど6色のカラフルな遍路装束を作成し、年末から同ホテルの企画で51番石手寺に参拝する際にカラフル装束を身にまとって参拝するというものです。お客の反応を見ながら販売検討も視野に入れると書いてあります。

IMG_0218.jpg

この記事に関して先達仲間でも賛否両論があります。

今までの遍路装束と言えば「白装束」。
「白衣」と表現され、多くの遍路指南書でも「白衣を着るべし」なんていう記述も見受けます。

遍路に出る時はまず身をただす意味で白装束を着るのが普通なんて言われそうですが、わたしの意見は違います。
そもそも明治時代の遍路の装束は白装束ではありません。大正時代も同じです。白装束が大衆化するのは昭和の時代に入ってからであり、バス遍路が始まり出した頃からの事です。

ピーク時には年間20万人もの巡拝者が四国路を巡拝しています。
しかし年々遍路人口が減りつつある中でやはり鍵を握るのは次世代の若い人たちです。
若い世代が「遍路に興味を持つ」意味において、白装束に抵抗がありなかなか一歩を踏み出せない層が存在する中で、それらの層を掘り起こす意味では今回の企画もあっていいのではないでしょうか。
お遍路に興味を持つ「入り口」的な役目を果たしてくれるのであれば、わたしは賛成するという立場です。

お遍路は巡拝するごとに「奥が深い」ことが分かってくるはずです。
その中で自身が「はやり白装束だ」と思えば、それに換えればいいだけの話。
遍路スタイルも時代の流れによって変わって来ています。

いろんな動きがある中で、入口で「これはいかん!」と頭から言うのでなく、もっと懐の広い(深い)対応でありたいものです。


ちなみにこの企画をしているホテルの社長さんは先達資格を有しており、先達の任務に記されている「ひとりでも多くの人に四国遍路に興味を持ってもらい、四国に導く」ことを実践されていらっしゃるのだと思っています。





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